ケトン体ダイエットは、高脂質・低糖質を徹底した食事を指します。
高脂質は、「逆に太るのでは?」と思われるかもしれませんが、それは古い考え方です。
高脂質・低糖質の食事をしていると、体へのエネルギー供給源が変わります。ブドウ糖ではなく、脂肪を分解しエネルギーを作り出すようになります。
ケトン体ダイエットを行っている場合はどのくらいタンパク質を摂れば良いのか?
一日の目標摂取カロリーが2000kcalの女性の場合、タンパク質は30gから40gを目指し、だいたい卵2個か鶏ムネ肉85g程度になる。
比較的健康な人がケトン食ダイエットを行う場合、いつまでもずっと継続するよりは、週に4~5日程度とし、残りの日には通常量の糖質を取ることを推奨します。
ケトーシス状態と通常の状態とを行ったり来たりするのが効果的。
ケトン食ダイエットに適さないケース
健康へのさまざまなメリットが期待できるケトン食ダイエットですが、適していないケースもあるので注意が必要です。例を上げると……
妊娠中・授乳中の女性
新たなシーズンに突入したアスリート
ケトーシス状態に順応するのに時間がかかるかもしれないため
・胆嚢を除去した
・腎臓結石があった
・成長期にある
・元々やせ型
・重篤な代謝障害がある
・拒食症
・膵機能不全